小さい派遣会社のメリットとデメリット【実体験】から挙げてみるよ

小さい派遣会社のメリットとデメリット

リクナビ派遣などで求人を見ていると、大きい派遣会社に負けまいと意外によく見かける小さい派遣会社。

小さい派遣会社って、規模が小さく知名度が全然ないから、ほんとに大丈夫?・・・と不安になりませんか? 大手派遣会社と違い、自分の個人情報をわたして、管理ってしっかりやってくるれのかと。

小さい派遣会社ってメリットってあるのかなぁ・・・と思っちゃいますよね?

私も派遣の仕事を始めた最初は大手の派遣会社だったので、その後に小さい派遣会社に登録したときはかなり不安でしたよ。

最初に行った小さい派遣会社なんて、薄暗い雑居ビルの一室に派遣会社の事務所があり、しかも中に入ったら、間仕切りがパーテーションじゃなく、薄いカーテンでしたからね。

テンプスタッフやリクルートスタッフィングの大手派遣会社のきれいなオフィスビルとのギャップに、ビックリしましたよ(笑)

それでもって、その後、仕事がこなかったときは、やっぱり小さい派遣会社ってダメだと思いましたもん。

ただその後、大手企業グループの小さい派遣会社で仕事をするようになってからは、小さい派遣会社のネガティブなイメージは少なくなりました。小さい派遣会社にも、実は大手派遣会社にないメリットもあるんです。

大手の派遣会社と小さい派遣会社の両方に登録・仕事を経験した私が、小さい派遣会社のメリットとデメリットをまとめました。

小さい派遣会社であなたの仕事を選択する際、役立ててもらえれば幸いです。

登録・就業のメリット

登録・就業のメリット

早速、小さい派遣会社のメリットを挙げていきます!

愚痴を聞いてくれる・融通が利きやすい

大手派遣会社と違う魅力の一つに、規模が小さいゆえにコーディネーターや営業担当者との距離が近いことが挙げられます。

大手派遣会社のコーディネーターや営業担当者って、結構忙しい人が多いです。もちろん、何かしら悩みや不安があったときには、営業担当者がちゃんと派遣先のところまで、話を聞きに来てはくれます。

でも不安や悩みに小一時間じっくりと聞いてくれるかというと、やはり物理的・時間的に限界があるんですね。

その点、小さい派遣会社の営業担当者は、それほど忙しくありませんね! はっきり言ってヒマな営業担当者も多いです(笑)

派遣社員の愚痴を聞き、それで派遣社員が辞めずに契約更新してくれるんなら、大抵、愚痴を聞いてくれるはずです。(※もちろん内心は嫌がっていると思いますが・・・)

悩みや不安はそれほど深刻ではないけど、愚痴は聞いてもらいたいって思う人なら、小さい派遣会社がおすすめかと思います。

なおもし小さい派遣会社に入って、愚痴すら聞かない営業担当者だったなら、はっきり言って存在価値はありません。とっとと別の派遣会社に移りましょう。営業担当者の仕事は、派遣社員の愚痴を聞くことですからね!(笑)

そのほかのメリットでは、小さいがゆえに融通が利きやすいというメリットもありますね。

派遣の私の先輩が3年満期の契約終了を目前に、個人的な事情で数か月前に退職しなくてはいけなかったときのことです。

本来なら3年満期の前に個人的な事情で退職すると自己都合扱いの退職になってしまいます。ところが、派遣会社の営業担当者がその先輩の仕事ぶりを考慮し、なんと離職理由を会社都合扱いにしてくれたのでした。

派遣会社の営業担当者が経験豊富な管理職の立場に近いこともあったと思いますが、融通を利かせてくれたことに、先輩はとても喜んでいましたよ。

こういう融通は大手の派遣会社にはあまりないメリットかなと思いますね。

もちろん、小さい派遣会社だったら必ず融通はしてくれるというわけではありません。ただ、良い担当者にあたると、こうした小回りが利く融通もケースによってはあるんです。

小さい派遣会社は、規模が小さいがゆえに派遣社員の個々人の事情に汲み取ってくれ、あわせてくれやすいのがメリットです。

実務未経験でも派遣先に打診してもらえやすい

小さい派遣会社に登録したときに意外に感じたことは、実務未経験の仕事でも営業担当者が派遣先企業にとりあえずは打診してくれるんだなーということです。

小さい派遣会社って、大手に比べると応募してくる人も少ないです。したがって、派遣先の条件に当てはまる人だけを待っていると、数が少ないため、いつまでたっても派遣先と契約が結べません。

だから、少ない応募者数で契約の成約率を高めるには、数多くあたっていかないといけなく、そのためにはとりあえずいけそうなら、あたってみるというスタンスがたぶん多いんじゃないかと思います。

これが大手派遣会社だと、登録者も応募者もそれなりに多く、派遣会社の社内で選考をしてふるいにかけることはしばしばです。

実務未経験の職種を希望する私にとっては、小さい派遣会社がチャレンジする点が好感的に思えてメリットに感じましたよ。

営業担当者から内々の話(契約社員)があることも・・

一つの仕事を長期で続けたい人にとっては、派遣社員よりも契約社員のほうに魅力を感じる人もいます。

実は、私も派遣社員よりも契約社員のほうがいいと思っていた時期がありました。理由は派遣社員は3か月の契約で、能力不足で切られてしまう可能性が否定できなかったからです。

この点、契約社員だと1年契約で安心だし、能力不足で切られてしまう可能性は派遣社員よりも低いです。また1年継続できればある程度スキルがつけられると思い、当時は、契約社員のほうがメリットが高いと思っていました。

派遣社員と契約社員、どっち選ぶ?派遣社員と契約社員 選ぶならどっちがいい?【実体験から解説します】

この契約社員になれる話を、小さい派遣会社で雑談がてら教えてくれたのは印象的でした。しかも1社だけでなく、内々の話を雑談時に漏らしてくれた会社が何社かあったのはちょっと驚きでしたよ。

大手派遣会社だと、契約社員の話って求人条件にあらかじめ明記されていることが多いです。当然、話が確定していなければ表にだすことはありません。派遣社員よりも契約社員がいいと思っている人からすると、そういう求人に応募することになるわけで、必然的に求人の倍率は高くなります。

この点、小さい派遣会社の場合、派遣先の担当者とマメにコンタクトをとっている営業担当者が多いように私の経験から感じました。水面下の情報をこそっと話すのが小さい派遣会社だと多いかな・・と感じたんですよ。

もちろん、これは営業担当者の力量にも変わってくると思いますので、小さい派遣会社だからとは確実には言えません。ただ、それでも何社かの小さい派遣会社に応募した時には、水面下の良い情報を教えてくれたことに小さい派遣会社のメリットを感じました。

希望しない求人を強引に押し付けられない

大手の派遣会社は、大手であるがゆえにその規模を維持するために売り上げをあげなくてはなりません。予算(目標)を組み、毎月達成しないといけないノルマがあるわけですね。大手派遣会社のコーディネーターの中には目標達成のために、求人応募者の合わない条件の求人で強引に押し付けてくることもよくあります。

この点、小さい派遣会社の場合、求人の希望条件があわなければ無理に押し付けられることはありません。

これは私が営業経験で感じてきたノルマが、大手の派遣会社で同じようにあると感じられ、小さい派遣会社では感じられなかったことからも言えることです。

もちろん、小さい派遣会社だって目標はあるとは思いますよ。ただ、強引に契約をもっていくという姿勢はなかったです。

また、小さい派遣会社が実務未経験の求人を派遣先に打診する場合も、こちらの希望を無視するという感じよりも、希望を踏まえて打診していくスタンスでしたので、強引にいく感じではないと思います。

派遣のメリットは、希望の条件で働けるところが大きなメリットです。強引に希望していない求人を押し付けられることがない点は小さい派遣会社ならではのメリットですね。

交通費の支給がある

小さい派遣会社って大手派遣会社に比べられてしまうと、どうしても知名度が劣るため、求人希望者が大手に流れてしまいます。

そこでこの難点をクリアするために、条件に交通費を支給を加えることで求人を魅力的にしているわけです。

派遣社員にとっては遠方のため交通費がかかる人もいますので、交通費負担は魅力あるメリットですね。

ただ、近場の人にしてみれば、交通費支給にあまりメリットに感じない人も多いでしょう。そうなると、さほど大きいメリットじゃないのかなと思えます。

登録・就業のデメリット

登録・就業のデメリット

小さい派遣会社のデメリットを挙げていきますね!

求人の案件数が圧倒的に少ない

大手派遣会社と比較して、小さい派遣会社のダントツのデメリットは求人数が圧倒的に少ないことです。

リクナビ派遣などのサイトから申し込みをして小さい派遣会社に登録後、就業に至らなかった場合、小さい派遣会社からの連絡って、それっきりになったことがほとんどです。

もちろん他の求人も紹介してくれますが、自分の希望と全然違っていたり、時給が数百円下がった求人を紹介されたりと、紹介に無理やり感がある点は否めません。

「未経験の仕事ですぐご紹介できるものだと、営業の仕事とかがあります。すぐ慣れると思いますけど、どうですか?」

「時給300円下がっちゃいますが、残業が多いのでその分でカバーできますよ。」

派遣会社がこんな感じで無理くりに仕事を紹介してくるなんて、結局ブラック会社で仕事するのと変わりがありませんよね(笑)

希望しない求人で仕事したら、ほんと派遣社員を選ぶメリットがなくなってしまいます。

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こちら側の希望を無視して仕事の紹介してくるって、やっぱりデメリットとして感じざるを得ませんね。

この点では大手派遣会社の場合、派遣先企業から断られたり社内選考で落とされたりしても、似たような別の求人を案内してくれることが多いです。

仮に希望に近いものがなくても、まったくの異業種だったり時給を大幅に下げた仕事を紹介してくるなんてことはあまりありません。

小さい派遣会社は求人数に限界があるので仕方がありませんが、登録の際にはこうしたデメリットを考慮して、自分の希望に合わなければ、さっさと別の派遣会社にいくスタンスが重要になってきます。

更新手続きまで出向くのが面倒くさい

登録やスキルチェックのため出向くことは、大手の派遣会社でもあることですので仕方ありませんが、契約更新のためにわざわざ出向くのって案外面倒くさいです。

私が就業していた小さい派遣会社では、契約更新のたび毎回出向いていました。ただそれでも、派遣会社が派遣先から近かったのでお金や時間もかからず、まだよかったですよ。これが離れた場所だったら、お金や時間もかかりほんと嫌だったと思います。

小さい派遣会社でのルールに従い、更新のためにわざわざ出向くのって本当めんどいです。

もし大手の派遣会社だと、通常は営業担当者がぐるぐる回っているので、こちらから出向くことはまず少ないです。いちいち出向いていたら、スゴイことになりますからね(笑)

小さい派遣会社でも営業担当者が更新契約書をもってきて対応してくれるところもありますので、必ずしもデメリットにはなりませんが、臨機応変に対応してくれない派遣会社だと本当デメリットとして感じざるを得ません。

履歴書や職務経歴書の作成が面倒くさい

大手の派遣会社だと決まったwebの入力フォームがあるので、それにしたがって入力すればよく、紙ベースでの書類を提出する必要は少ないです。

一方で小さい派遣会社だと、web入力システムにお金がかかるため、応募者側が紙ベースでの職務経歴書をもっていくか、郵送することが多いです。中には履歴書を要求してくる派遣会社まで・・・。

職務経歴書の郵送や履歴書を書くのって面倒くさいですよね? 紙で準備するとなれば、プリンターがないとコンビニにまで行く手間がかかりますし、郵送するとなればお金や手間もかかります。

しかも履歴書の提出まで要求するなんて、市販の履歴書って記入できる項目にも限界があるので、転職回数が多いと、どうやって何か書けば良いのか迷います。

派遣の仕事をしていれば、就業先がいろいろ変わるのは当たり前ですし、また派遣会社だってコロコロ変わる人も多いはずです。そんな中で派遣会社が正社員と同様の履歴書を要求するって、旧来のシステムのままじゃないのかって気がするんですよね。

書類の準備や郵送の手間がわずかでも、積み重なることで煩わしくなります。こうしたデメリットは、小さい派遣会社に多いと思われます。

担当者の経験能力に当たり外れが大きい

大手の派遣会社の場合、手続きはすべて流れに沿って事務的に行われるので、担当者の個人的な能力に左右されることは少ないです。一人の担当者の経験能力が低くても、一連の流れの中では、別の担当者がフォローしてくれることも多いからです。

ところが小さい派遣会社だと、事務手続きの段取りが一人の担当者に任されて、その担当者の力量に左右されることが大いにあります。

担当者が経験不足だと思わぬ予期せぬことに巻き込まれることも・・・。私が実際に遭遇したのは、契約満了に伴う書類発行に関して担当者の言うことが二転三転したことです。

冷静に考えると不自然だったので、派遣会社にわざわざ出向いて、手続きを別の担当者に確認したんです。そうしたら結局、私の方が正しかったのでした。

経験が浅い担当者だと、派遣会社内で上長に確認を取らず、担当者が主観的に言っているだけのこともあります。担当者の言うことをそのまま鵜呑みにしたら、こっちが不利な状況になりかねません。

担当者の能力や経験次第ではこちらが不利になってしまうデメリットを含め、小さい派遣会社での登録を検討する必要があると私は学びました。

小さい派遣会社のメリットとデメリットのまとめ

小さい派遣会社のメリットとデメリットのまとめ

小さい派遣会社って、ネットで検索してみると、デメリットが大きくオススメしないという情報がよくあります。こういう情報って確かに正しいとは思うのですが、ただ、小さい派遣会社といってもピンからキリまでです。

私は小さい派遣会社でしばらく就業してきたので、正直一概には言えないと思っています。

小さいなりに良い部分もあり、また不都合な部分もあるんだと実体験を通じて学びましたから。

本記事は小さい派遣会社への登録に不安を持っている方に、何かしら解消の手立てになればと思いまとめたものです。

派遣登録の際に、あなたの気持ちを和らげることができれば幸いです。

なお補足までにお伝えしておくと、デメリットのところでも書きましたが、小さい派遣会社は求人案件数が絶対的に少ないです。

求職活動に当たっては、一つの派遣会社だけの登録だと紹介案件が少ないため、仕事を探す期間も長期化します。なので必ず大手の派遣会社にも登録した上で、小さい派遣会社でも探す方法をお薦めします。

紹介される仕事の数の割合からしても、小さい派遣会社に比べると大手の方がコストパフォーマンスも断然高くなります。

大手の派遣会社にまだ登録していなければ、早めに幅広く登録することをおすすめしますよ。ぜひあなたの希望に合う仕事を見つけて、仕事楽しんじゃってくださいね。